「やきとり番長」経営 小林 誠さん (48歳)
上田名物「美味(おい)だれ焼き鳥」に心を込めて
「やきとり番長」の名前で知られている、番長株式会社を経営する小林さんは上田市出身の48歳。21年前、上田市の原町でお店を開店。今は上田に1店舗、松本に2店舗、札幌に3店舗を展開しています。その中の「やきとり番長松本つなぐ横丁店」がこのほど、「第17回居酒屋甲子園全国大会」に出場することになりました。
「居酒屋甲子園」には、全国2000店舗がエントリー。同店は、全国を12ブロックに分けた地区予選を勝ち上がり、長野県からは初めての全国大会出場になります。大会は10月22日(火)、福岡県で行われ、5000人が来場する予定です。
今回、全国大会への出場がかなった理由は、同店が目指す「働きがい革命」が評価されたため。「働き方改革(店磨き)×人材育成(人磨き)=働きがい革命(多幸感)」と定義し、「100年先までこの素晴らしい居酒屋文化を伝えたい」といいます。さらに、作業動線の効率化、役割分担の可視化、整理整頓などを徹底し「1秒もムダにしない」現場力を磨いて、その分お客さんと向き合える時間を増やしています。
そのように店の魅力を高めて、より多くのお客さんに味わってもらいたいのは、上田名物の「美味だれ焼き鳥」です。たれにも火を入れ、ニンニクを効かせた甘めでふわっと優しい味が幅広い年齢層に喜ばれ、各種イベントで出店するキッチンカーもにぎわいます。「心を込めて焼いている焼き鳥を喜んでいただけるのが、何よりもうれしいです」と小林さんは話しています。
大会の様子は、ネットでも配信される予定。小林さんが心を込める「美味だれ焼き鳥」を通して、信州・上田の魅力が、世界から注目を浴びるチャンスにもなります。念願の全国大会に臨む小林さんの活躍を祈らずにはいられません。
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