世界一周の旅 感動を共有できるイベントを
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- 2 日前
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市ノ瀬 翔太さん(上田市 30歳)

自分の選んだ道を一生懸命に
東御市出身で上田市に住む市ノ瀬さんは、5年前から世界一周の旅をしようと、各地を訪ねてきました。地球のあちこちで得た感動を多くの人に伝えたいと、昨年9月、上田市内でイベントを開催。さまざまな体験が参加者に喜ばれ、大きな手応えを感じています。
世界一周を果たした人の体験記を読んだのがきっかけで始めた旅の最初は2019年、東南アジアから。ベトナム、カンボジア、タイをバスで回り、インドを経てアフリカへ。次に南米大陸に入り、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルー、エクアドルなど、長い旅路をバスでまわりました。
2020年には欧州に渡りましたが、新型コロナウイルスの世界的な流行で街がロックダウンするなど旅の続行が不可能になり、帰国しました。

再開したのは22年。今度は北米大陸を自転車で横断しました。東海岸のニューヨークから西海岸のロサンゼルスまで、85日間かけて、5500㌔を走破。ほとんど野宿でしたが、現地の人の家に泊めてもらうなど、優しさに触れたこともありました。その後も、欧州やニュージーランドなどを訪ねました。
昨年、上田市民の森で開いたイベント「MIDPOINT FEST」では、タイのスカイランタン、インドのカラフルアート、フィンランドのモルックなど各地で触れたものを、参加者に体験してもらいました。集まった200人の参加者からは「来て良かった」「ありがとう」といった声が聞かれ、うれしさと達成感を抱きました。
今年も同様のイベントを開きたいという市ノ瀬さん。「これからも自分の選んだ道を一生懸命に走っていきたい。今後自転車で地球一周を計画中。その経験を活かしたキャンプ場を経営したい」。
これまでの旅の様子を、インスタグラムアカウント(shota7272)で発信しています。
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